前之園賞受賞者一覧

              第3回 前之園賞    (授賞式2013年4月1日)

【神戸大学大学院医学研究科・腎泌尿器科学分野】 藤澤 正人 教授

『ロボット支援手術を主とした泌尿器内視鏡手術における技術開発とその応用』

 泌尿器科領域における内視鏡手術は、急速に普及し、近年さらにロボット支援手術が欧米を中心に盛んに行われるようになっている。本邦においても、前立腺全摘除術を中心に多くの施設で行われるようになってきている。神戸大学医学部附属病院では、関西で最初に手術用ロボット(ダビンチ)を導入し、泌尿器科領域を中心にロボット支援手術を行ってきた。なかでも前立腺全摘除術に関しては、全国でも有数の症例数を誇り、近隣の施設においてその技術的指導を行っている。また腎部分切除術においては全国で第一位の症例数であり、その手術手技の開発、技術的指導を行っている。さらにその技術指導・教育において遠隔支援システムを構築し、関係病院との間で術中の画像配信を利用し遠隔技術指導体制を確立しており、今後、手術教育において有用なシステムになっていくものと考えている。一方で企業との連携により新しい手術用ロボット、手術用器材の開発にも取り組んでおり、内視鏡手術の発展に貢献している。

 藤澤正人教授は、神戸大学大学院腎泌尿器科学分野の教授であり、神戸大学附属病院でのロボット支援手術における新しい技術開発とともに技術指導・教育の中心的立場としてその普及に努めておられます。現在、日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会の理事を務め、泌尿器内視鏡手術をはじめとする泌尿器科診療において国内を代表する第一線の臨床医として活躍されています。

※2013年4月時以前の記載内容となっています。

【神戸大学医学部附属病院・放射線科】 高橋 哲 准教授

『ロボット支援を中心とした泌尿器科内視鏡下手術に対するCT、MRIを用いた術前画像シュミレーションの技術開発』

 CT、MRIなど画像診断の進歩は著しく、詳細な形態画像のみならず、機能・代謝情報も加味した画像を得ることができるようになった。一方、泌尿器科領域をはじめとして、内視鏡手術は急速に普及し、さらにロボット支援手術が行われるようになった。当院泌尿器科では早くから手術用ロボットを導入し、前立腺全摘術や腎部分切除術に関しては全国有数の症例数をロボット支援で行っている。ロボット支援手術ではこれまで困難であった繊細な手技が可能となるため、術前画像に求められる情報も大きく変化してきている。

 神戸大学医学部附属病院放射線科では、前立腺を中心に MRI 、CT による泌尿器科腫瘍の画像診断に関して、本邦でも中心的な活動を行っており、関西における泌尿・生殖器画像診断の研究会の運営、全国規模の泌尿器画像診断研究会の事務局活動など、本邦の放射線科医、泌尿器科医に対して、臨床面、研究面での情報発信、支援を続けている。

 高橋哲准教授は、神戸大学医学部附属病院放射線科准教授、放射線部部長であり、神戸大学附属病院での CT や MRI を中心とした泌尿器画像診断における新しい技術開発とともに技術指導・教育の中心的立場としてその普及に努めておられます。現在、日本腹部放射線研究会の評議員、関西 GUR 研究会の代表世話人、前立腺癌取扱い規約作成委員会委員をつとめ、泌尿器科領域をはじめとする腹部画像診断において国内を代表する第一線の臨床医として活躍されています。

※2013年4月時以前の記載内容となっています。

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